LOVE理論 愛也先生の禁断の授業
1.はじめに
まず、本書はブログに紹介できない内容ばかりだ。女性の方には読むことをお勧めしない笑。
今回は本書の中で自分が共感できた「綱吉理論とハマちゃん理論」について紹介する。
2.とにかく面白い敬也先生
この本は累計200万部を発行した「夢を叶えるゾウ」の著者、水野敬也さんが書いた恋愛本である。
本書は水野敬也さんの人物を知ることで説得力が増す。そのため、少し紹介していこうと思う。
まず、水野敬也さんはスピードスケートの清水選手に似ているそうだ。清水選手には失礼だが、自分の顔がとても嫌いで、いわゆる「ブサイク」だそうだ。
中高と男子校に通い、当時話したことのある女性は母親のみ。時間があればゲーセンに通い、格闘ゲーム漬けの毎日だったそうだ。
そんな敬也先生が、どのように恋愛を学んできたのかが本書に記されている。
3.愛也先生の知っておくべき2つの理論
① 綱吉理論
これはペットが可愛がられる理由を研究し、恋愛にも取り入れるという理論だ笑。
その中でも「尻尾振り」をコミュニケーションに取り入れることが重要だと主張している。
敬也先生は「尻尾振り」のどこに注目したのか。それは消費カロリーの量だ笑。
犬は尻尾を一生懸命振り、無駄にエネルギーを消費することで可愛がられるのだ。
ということは、無駄な動きは相手に好印象を与えられるというわけだ。
次の写真を見てほしい。無駄な動きを入れると何故か憎めないやつに変身できることが分かる笑。
(実践するのに抵抗感はあると思う。)
友達でオーバーリアクションの人がいれば思い出して欲しい。その人はなぜか憎めない友人なはずだ。
② ハマちゃん理論
ハマちゃん理論は「空気を読む」とはどう言うことかを論理的に説明したものだ。
敬也さんは「空気を読む」ということは「その場のキーマンの機嫌をとる」ことだと述べている。
例えば会社の付き合いで、部長と同僚達で飲みに行ったとしよう。
部長はハゲだったとして、部長の頭の上に白滝を乗せたらどうなるだろうか。
もちろんめちゃくちゃ怒られるだろう笑。
ただここで分かって欲しいのは、行為自体が非常識だからでは無く、その場のキーマンが部長だから怒られるのである。
よく分からないと思うので、もう1つ例を出そう。
もし、この飲み会に社長がいるとしよう。
同じように部長の頭に白滝を乗せたとき、社長が爆笑したらどうだろうか。
この場合は「笑いを取るために白滝を乗せた空気の読めるやつ」に変化するのである。
このように「その場のキーマンの機嫌をとる」ことが「空気を読む」行為に当たるのだ。(いつも偉い人がキーマンとは限らない。)
3.終わりに
今回は本書を通して「綱吉理論」「ハマちゃん理論」でコミュ力をつけられることを紹介した。
この2つの理論はほんの一部で、実際はもっと面白い理論がたくさん書かれている。気になった方は是非読んでもらいたい。
しかし、もう一度だけ言っておく。女性の人は読んではいけない。もし、それでも読みたいのであれば、読んだ後に世の男性を冷たい目で見ないようにして欲しい笑。