本好きのあらすじ解説&感想ブログ

主にビジネス書や小説、教育関係の専門書を読みます。その中でも面白い、良いと思ったらものをゆる〜く紹介します。

修学旅行に行く前に知りたい法隆寺

1.はじめに

 「修学旅行に行くが実際に行く場所がどんな場所がどんな意味があるのかわからない!😅」

 これは子供や先生も一緒じゃないだろうか。なので、最近修学旅行の引率を終えた自分が「知っておけばよかったなぁ😱」と思うところがたくさんあったので、それを今回は紹介していきたいと思う。😆

 

 

2.法隆寺の歴史

 法隆寺を建てたのは聖徳太子推古天皇といわれています。 飛鳥時代の607年(推古15年)、聖徳太子の父である用明天皇の願いであった寺院建立と薬師像の安置をかなえるために、法隆寺を創建しました。😃

   もともと聖徳太子斑鳩の地に斑鳩宮という宮殿を建てており、その西隣に法隆寺を建設。 当時は斑鳩と呼んでいました。🤔

3.法隆寺の見どころ

①  五重塔

 法隆寺と言えばやはり五重塔である。その特徴をいまから紹介する。

 6枚の屋根

  この塔の特徴としてはまず、屋根が6枚あること

 だ。ちなみに1番下の段の屋根は他の屋根と違い、

 裳階と呼ばれていて壁を保護するために作られ

 た。

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相輪

 また、1番上にまっすぐ伸びている避雷針のようなものは相輪と呼ばれ、仏教の開祖、釈迦が火葬された際に残された遺骨仏舎利を納めた塚である。

 昔塔の上に刺されていた傘が起源とされる。 釈迦のいたインドは暑く、釈迦を暑さや雷から守るためにあるといわわれている。🤔

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⭐️ 豆知識

 相輪には鎌が4つありどの角度から見ても鎌は一気にすべて見えることがないというのが七不思議の1つにある。😗

 

五重塔西部様々な生き物
 五重塔を支える部分には様々な生き物がいる。上っている龍、下っている龍、邪鬼やこまいぬなどたくさんの彫刻が施されている

 

涅槃像土(ねはんぞうど)

 五重塔内にはあの仏教で有名なお釈迦様が何もかもを捨て、死の床につくときの様子を表した仏像である。🙂

周りにはお釈迦様の弟子がたくさんおり、そのほとんどすべてが国宝に指定されている。🤔

 作りは粘土でできた塑像であり、シンプルで飾り気のないものとなっている。写真を撮ったりするのは不可能で、修学旅行客で溢れかえっているので見るのが大変だった。😱

②  大講堂

 一見どの建物よりも大きく立派に見えるこの建物は、平安末期に立て直された。お坊さんが勉強する場所で、今で言う大学みたいなものだ。


薬師三尊像
 ここにあるのは薬師如来像と二体の菩薩像を合わせた薬師三尊像だ。薬師如来というのは薬を司る仏様で、人々の病気を治すのが仕事だ。そのため、その左手には薬のツボを持っている。

③  金堂

一般的なお寺で言う本土である。見た目的には大きくもなく見栄えが良いわけでもないので、本堂内行動と勘違いしてしまう子が多いが、ここが1番敷居の高い建物である。
釈迦三尊像

こちらは釈迦如来像を中心に、左右に菩薩様を設置した釈迦3尊像がとても有名である。薬師如来大釈迦如来蔵は片方の手を前に出すの片方の手を手のひらが上になるようにしてポーズをとっているのが有名である。

 

 

まず一番ポピュラーなものが、この「施無畏印(せむいいん)」と「与願印(よがんいん)」です。奈良の大仏さまはこの印相を結んでおられます。「施無畏印」は相手の畏れをなくすサインで、「与願印」は相手の願いを聞き届けようという姿勢を表しています。この2つはセットで用いられることが多く、釈迦如来像に多く見られる印相です。

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④  鏡池

ここには特に珍しい景色は無いのだが、池のそばにある席には正岡子規法隆寺で作った川柳が刻まれている。
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺

今としては「柿を食べていたら法隆寺の鐘が鳴ってるのが聞こえるよ。」ということである。これはそもそも当時奈良旅行で金銭てきにお世話になった夏目漱石が「鐘つけば 銀杏ちるなり 建長寺」と歌ったことに対してのお返しの句であった。

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4.法隆寺の七不思議

その1.法隆寺の伽藍には蜘蛛が巣を作らず、雀も糞をかけない。

 

その2.南大門の前に鯛石と呼ばれる大きな石がある

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ご利益のある石で、この石よりも水かさが絶対増えないそうで、その力のおかげで洪水を逃れることができたそうだ。

その3.五重塔の上部の九輪に鎌が四本刺さっている

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その中で説明したが、どこからみても鎌は全て見られないそうなので是非いろんなところから見て欲しい。

その4.法隆寺の中庭に伏蔵(ふくぞう)が三つある

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この地下には、隠された金銀などの財宝がたくさん眠っているようだ。秘密のお宝と言うところだろうか。個人的には1番ロマンがあると思う😆

その5.因可池(よるかのいけ)の蛙には片目がない

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これは、法隆寺で勉強していた聖徳太子が、
「池のカエルがうるさい🐸」
と言って筆を使って目をついたところ、そこに住むカエルはすべて片目つぶれてしまった言い伝えが残るようになった。

その6.夢殿の礼盤(お坊さんが座る台)の裏が汗をかいている

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誰も座ってるはずもないのに、常に汗をかいているように湿っていると言う話だ。ちょっと怖い。😅

その7.雨だれの穴が地面にあかない

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 今は穴があかないように砂利が敷いてある家、昔は砂利もなく石だけがあったみたいだが、言い伝えでは、1度も穴が開いていないと言う不思議な現象が起こったそうだ。

5.終わりに

 今回は修学旅行で法隆寺に行ったことをきっかけにして記事を書いてみた。普段修学旅行で一般的なルートとして、五重塔、今度、大講堂を中心に記事を書いてみた。宝物殿や他の建物については全く触れていないが、もし修学旅行で見学をする場合はご自分で調べてみていただけたらなと思う。またお勧めがあったら自分にも紹介してもらいたいと思います。よろしくお願いします。🙇‍♂️