本好きのあらすじ解説&感想ブログ

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これでとりあえず不安が和らぐ、コロナウイルスで気になる11の疑問

皆さん、最近はコロナウイルスで外出したり、ジムに行ったりできなくて大変ですよね。

 

ついに、感染者数が1000人を超えたということで、いよいよ日本もヤバいですね。

 

隣の韓国なんかは、こまめに検疫をするおかげで、5000人を超えてるんですよ。

 

めちゃくちゃ広まっているコロナウイルスですが、皆さんは、どれだけコロナウイルスのことを知っていますか?

 

僕は正直、テレビで得た知識しかなくて不安でした。

 

ですが、良い雑誌を見つけちゃったんですよ。これです。↓

 

 

発売されてすぐですが、Amazonのベストセラーになっています。

 

今回はこの雑誌を参考にして、皆さんに、コロナウイルスで気になる11の疑問をお伝えしたいと思います。

 

 これでとりあえず不安が和らぐ、

コロナウイルスで気になる11の疑問

1.最新情報はどこで手に入れたらいいの?

まずは情報ですよね。この雑誌では、6つの国内外のホームページや、電話相談窓口などが紹介されています

 

下に画像を貼り付けておくので、ぜひ活用してみてください。

 

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2.新型コロナウイルスとはどんなもの?

 新型コロナウイルスというのは、一言でいうと7番目のコロナウイルスです。

 

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「7番目だからなんなの?」って感じですよね?

 

詳しく説明すると、もともと、人の体内に侵入するコロナウイルスは、1番目から4番目までの4種類あったそうです。

 

秋から春にかけて、カゼをひく原因よおよそ10%〜15%が、この4つのコロナウイルスだそうです。

 

そして、最近5番目と6番目の特殊なコロナウイルスが見つかりました。これは、本来は人に感染せず、動物に感染するものです。

 

それが、なんらかの原因で動物から人にうつってしまったんです。

 

それが世界的に広がり、重症急性呼吸器症候群SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)と呼ばれ、世界中で多くの犠牲者を出しました。

 

そして、今回の新型コロナウイルスは5番目・6番目とは違う7番目のウイルスです。

 

これも、もともと人にうつるものではありません。SARSやMERSと同じように、動物から人へとうつって大流行しているんです

 

3.どんな症状が出るの?

発症時に表れる症状として、熱、せき、のどの痛み、強いだるさがみられるそうです。

 

そして、発症してから一週間は、かぜと同じ症状で、コロナウイルスだと気づかないことがあります。

 

1週間たつと、一部の人は症状が悪くなり、重い肺炎や呼吸が苦しくなるといった症状が現れます。(重症化すると、亡くなってしまう方も出てきます。)

 

もし、熱が下がらない、だるい、息苦しいなどの症状が続く場合は、病院に相談しましょう。

 

4.どれくらい危険なの?

次は危険度です。

危険度で言うと、致命的なレベルではないが、十分注意したほうが良いレベル

 

理由として、危険度を致死率と定義してお伝えします。今までに流行したウイルスや細菌性の病気と比べてみましょう。

 

エボラ出血熱・・・・・・約50%

MERS・・・・・・・・・約34%

SARS・・・・・・・・・約10%

新型コロナウイルス・・・約0.4%

季節性インフルエンザ・・約0.1%

 

皆さんはどう思いますか?

 

致死率の観点から見ると、これまでの病気よりも、危険度は低いです

 

もちろん、2%というのは、100人が感染したら2人死んでしまう計算です。

 

ですが、お亡くなりになる方の多くが高齢者です。体力や免疫力があり、持病がなければ、死ぬ確率はとても低いでしょう。

 

5.潜伏期間はどれくらいなの?

次は潜伏期間です。これは、他の感染症と比較した表があるので、はりつけておきます。

 

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これを見ると、インフルエンザより長く、他のコロナウイルスと同じくらいの期間だと考えられます。

 

多くの人が5日から6日で症状が出て、2週間ほどで回復するものなんです

 

んー、そう思うと、テレビの報道や、小中学校の休校は大げさかな?なんて思ったりもします。

 

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6.どうやって感染するの?

どうやって感染するかというと、飛沫感染接触感染で感染します

 

飛沫感染とは、感染者の飛沫(くしゃみやせきで飛んでいく、しぶきのこと)に含まれるウイルスが、他の人の鼻や口の中に入って、感染することです。

 

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接触感染とは、まず感染者が自分の口や鼻を触ったり、せきを口で受けたりすることで、手にウイルスがつきます。

 

その手で触ったものが感染源となり、それを触った他の人が、触った手で口や鼻を触ることで、ウイルスが体の中に入って感染してしまうことです

 

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7.濃厚接触とはどういうこと?

濃厚接触とは、感染の予防策をしないで、2m以内の近距離で30分以上接触したり、会話した場合のことをいいます。

 

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8.感染力やその特徴は?

感染力は、WHOの1月の発表では、1人の感染者が1.4〜2.5人に感染させるといっています。

 

感染力の強いものとして、有名なのがはしかです。

はしかは、1人の感染者が12〜18人に感染させるそうです。(だから、予防接種受けるのか…なんて思いました。)

 

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ちなみに、SARSは一人当たり2〜4人だそうです。

 

WHOのアドバイザーによると、インフルエンザと比べてみて、新型コロナコロナウイルスの方がやや感染力は高いそうです

 

まとめると、新型コロナウイルスの感染力は、はしかやSARSよりも低く、インフルエンザよりは高いということになります。


9.感染を注意しておいた方が良い人は?誰が重症化しやすい?

 

感染を注意しておいたほうが良い人は、高齢者、持病を持っている人、妊婦の方などです。

 

理由は、今例に挙げた方は免疫力が低下している可能性が非常に高いからです。

 

高齢者の方は、年を追うごとに体の中の免疫細胞が減ってきます。

 

糖尿病や呼吸器疾患などの基礎疾患のある方は、持病と戦うために免疫力を使っています。

 

そのため、コロナウイルスに対抗するだけの免疫力が残っていない場合があります。

 

そして、感染すると重症化しやすかったり、死んでしまったりするんです。

 

また、妊婦の方も同じように、出産に向けて体の中のエネルギーをたくさん使うため、免疫力が低くなります。

 

さらに、妊娠中に肺炎にかかると重症化するリスクが上がるそうなので、とくに気を付けましょう。 

 

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10.新型肺炎かな?と思ったときの受診の目安は?

 

2月17日、国内の感染の疑いのある方に向けて、厚生労働省受診の目安を発表しました。

 

発表の内容は以下の通りです。

 

・かぜの症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合。(解熱剤を飲んで体温を下げている方も含む)

 

・強いだるさや息苦しさがある場合。

 

※高齢者やと糖尿病、心不全、呼吸器疾患などの基礎疾患がある方は2日間続く場合は受診したほうが良いそうです。

 

また、目安が当てはまる場合は以下のように受診や相談を進めていきましょう。

 

①最寄りの保健所の「帰国者・接触者相談センター」に電話で問い合わせる。

 

②センターの方に受診を進められたら、指定の医療機関の「帰国者・接触者外来」を受信する。

(混雑を避けるため、専用の外来は一般に公開されていないそうです。)

 

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11.治療法や予防法はあるの?

結論として、治療方法は対症療法だかしかなく、予防法はあるため、まずは予防の徹底をしましょう

 

現段階では、新型コロナウイルスに対する特効薬やワクチンといったものはありません

 

発症した場合は対症療法(症状に対して処置や、薬を飲むといった治療をすること。)で治すことになります。

 

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具体的には、解熱剤で体温を下げ、せきや呼吸困難の症状が起こったときは、必要に応じて呼吸器や循環器を支える治療を行います。

 

そうしながら、自分の免疫力を上げて、回復していくのを待つんです。

 

そのため、まずは新型コロナウイルスにかからないように、予防することが大切です。

 

一番重要なのが手洗いです接触感染を引き起こすため、手洗いや消毒を徹底しましょう。

 

次に重要なのがマスクです

 

ここで注意しておきたいのは、マスクは感染の疑いのある人がつけると、一番効果的であるということです。

 

そもそもマスクというのは、病気の人がほかの人に自分の持つウイルスや細菌を移さないようにするためのものです。

 

コロナウイルスにかかってもいないのに、マスクを買い占め、必要としている感染者の方に、マスクが届かないことだけは避けたいですね。

 

まとめ

今回はコロナウイルスについて話をしてきました。

 

自分の結論としては「重症化する確率は低いため、必要以上に怖がるのではなく、感染力の高さに気を付けて予防をしっかりすべきだ。」といったところでしょうか。

 

普通の若者だったら、かぜのような症状で終わってしまいます。

 

ですが、高齢者や基礎疾患をお持ちの方、妊婦さんなどにうつると重症化してしまいます。

 

少しでも犠牲者を減らすためには、感染しないようにしっかり予防をする。

 

例えば、マスクを本当に必要としている人に譲る。

 

感染してしまった場合は、冷静に相談や受診を進め、感染者を増やさないようにするなどの対応が必要です。

 

ただ、「危険だ」「怖い」「マスク買わなきゃ」などと、テレビやインターネットの断片的な情報から、判断してはいけません

 

 

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新型コロナウイルスがどのようなものか知り、冷静に自分ができることをやっていきましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!