本好きのあらすじ解説&感想ブログ

主にビジネス書や小説、教育関係の専門書を読みます。その中でも面白い、良いと思ったらものをゆる〜く紹介します。

よい先生の条件は、インサイトがある、常に学び考えることができることだ。

1.はじめに

 Amazon unlimitedにて無料になっていたこの本だが、著者の尾原さんがまずすごい。

 

 京都大学に勤め、その後Googleマッキンゼー、日本ではi-modeの開発に携わり、世界初の携帯電話からWEBに接続できるシステムを開発したのだ。

 

 対談をした方には、落合陽一さんや前田裕二さんなどと、今日本を代表するインフルエンサーばかりだ。

 

 そんな尾原さんが本著では、尾原さんの世代とは全くモチベーションの違う今の20代の若者達について、否定はせずにあくまで肯定的にとらえながら書いている。

2.モチベーション革命の内容について

 尾原さんは「最近の若者は…」と嘆くのではなく、特性をよく理解し、これからの時代どう生きていくべきか伝えているのだ。

 

 最近仕事をしていて「このままでいいのか?」「つまらないな」と思っている20代や30代の方に是非読んで、これからの人生に生かしてほしい。

 

  • 人間の幸せは5種類ある

達成 目標達成をしたときに感じられる

 

快楽 ドーパミンが出ること(食べ物、飲み物、異性)

 

良好な人間関係 自分の好きな人と良好な関係を築くこと

 

意味合い 自分の労働が他者にとってプラスになる、また、自分にとってもプラスになると考えられること

 

没頭 興味を持ったことに打ち込めること。

 

◎ 今までの世代は達成と快楽に強く幸せを感じていた。しかし、乾けない世代はそれらの幸せは強く感じず、良好な人間関係や、意味合い、没頭に強く幸せを感じるらしい。

 要は「昔の人は高級なものにいい女」今の世代は「気の合う仲間と趣味を共有する」ことに幸せを感じると尾原さんは表現している。

 

  • インサイト(新しい視点)を見つけることが最も大切な時代。

 

  • AIは人間の代わりになるかすらわからない時代

   UberAmazon Goの例

 

  • 仕事のルール=他の人ができないことをする

 

  • 次の産業=偏愛(非効率な好き)

 

  • 世界に起きた4つの革命

 グローバル革命、インターネット革命、人工知能革命と実世界革命(現実のものをデジタルのものが再現してしまうこと。新型電子書籍と本屋)

  •  VUCA時代に突入している

    V・・・変動が大きく

    U・・・不確実で

    C・・・複雑に絡み合い

    A・・・曖昧な     

 

  • VUCA時代の仕事はこう取り組め!

◎ 瞬発系チーム→ゴレンジャーチームを作れ!

 そのためにストレングスマップ、偏愛マップ、トリセツを作って見せ合え!

その上で他人は先生にしろ。

 変化のスピードには信頼関係だが、安心社会の日本にはその力がない→まずは物理的に背中を任せよう

◎ これからのマネジメント

全員のやりたいことを把握する(WHYを集める)

リーダーが強力なWHYを持ち、部下のWHYと繋げる。

チームに配慮や心遣い、共感を持たせて心理的安全性を。「人として上司に見られているかが大切。」

 

◎ 自分の好きが自分の役割に変わった例「キャリアの初めは議事録係」

阪神淡路大震災の際、パソコンを使ってすぐに議事録を出せた筆者は周りに重宝された。

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震災後も議事録係として重宝された。

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会議や話し合いにたくさん参加するようになり、話し合いを効率よく進める能力が付く。

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ファシリテーターとして目覚める。

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自分にしかできないことは、磨けば大きな武器になる。

 

勇気を出して引き籠るのもあり。
高校生ラッパー「ぼくのりりっくぼうよみ」は中学校の時、引きこもってラップをアップしてヒット

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ラップの内容は引きこもっている際に思っていたことや感じていたことで書いた(社会的な考え)

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インターネットで切磋琢磨できる友達は探せる。

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そこからエッジ(個性)が生まれ、支持される。

 

◎ 迷惑をかけちゃいけません=自分の好きを妨げる

インドでは、

「あなたは誰かに迷惑をかけていかなければならないから、他人の迷惑も受け入れてあげなさい。」

だから意識を変えると良い。

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「ごめん」と言われたら「おたがいさま」でこたえるとよい。

 

◎ ジョブズのthink different

自分だけのWHYが価値になる。

 

これからは自分だけが持つ意味が大切になる。

君の名は、あなたの番です、コペンハーゲンなどの例

 

◎ ライフワークを増やすには

ライスワークは効率良く→家に帰ったら趣味、特技に没頭する→そのうちライフワークが活かせる場面が増えて、最後はライフワークを仕事にする。

でもまずは働き先でがっちり土台を作る

 

3.感想

 この本を読んで3つのことを考えた。

 1つ目はキーワードの乾けない世代だ。

 

 著者の説明にもあった達成感や、快楽に生きがいを感じることなく、没頭意味合いを大切にする世代である自分。

 

 そんな自分が何に没頭できるのか。自分の存在にどんな意味があるのか。今一度考えさせられた。

 

 教師としてのポジション、理想の教師とは何か?などを深く考えさせられた。

 

 2つ目はAI登場による、私たちのインサイト(新しい視点)がこれから重宝されることである。

 

 今まで意識してこなかった新たな目線で物事を考えるのが重要になってくる。

 単純作業や今までやってきた事はAIがやってくれるかもしれない。

 

 なかなか変化の緩い教育界ではあるが、何が起こるかわからないので、変化を先読みできる教師でいたい。

 

 3つ目は自分の強みはどんなとこからでも取り入れ、ときには相手に迷惑をかけてでも磨くものであると言うことだ。

 

 自分の心の中にあるWhyと向き合い、とことん突き詰めることが大切なのだ。子供たちにたくさん学び、たくさん考えろと伝えるからには教師自身も常に学び、考えていかなければならないなと思った。 

 

自分自身は教師であるが読んでて仕事に生かせることがたくさんある本だと思った。ビジネスマンの方にはぜひ読んでもらいたいと思う。

 

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書

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