人生100年時代は1日の中で「ワクワクする時間」をたくさん確保したもの勝ち
まず皆さん、このグラフをご覧ください。
これは日本人の平均寿命です。日本は豊かになり、医療も進んでいるため、日本人の平均寿命は年々高くなっています。
また、ロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンさんとアンドリュー・スコットさんが『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』で「人生100年時代」を提唱しました。
「人生100年時代」とは、世界で長寿化が急激に進み、先進国では2007年生まれの2人に1人が100歳を超えて生きると予測されることで、人生設計の見直しの必要性を伝えるものです。
日本では本の発売と同時期に小泉進次郎さんが使用したことで広く浸透しましたよね。
今日はそんな100年時代を迎える日本で自分達はどう生きるべきなのか?というテーマで考えていきたいと思います。
今回の結論は「1日の中でワクワクできる時間をなるべく確保するべき。」ということです。
なぜこう考えるかというと、様々な人と接していて「ワクワクしている人」があまりいないと感じたからです。
ワクワクすることなく、ただ淡々と100 年生きるなんて想像しただけでも恐怖ですよね笑。
例えばあなたの周りにワクワクしながら仕事をしている人、仕事をサッと切り上げてワクワクすることをしている人はいますか?
自分は小学校で働いていますが、日常の業務に追われ、子どもの指導やノートの展開で気が滅入っている人はよく見ます。
ですが、仕事中にワクワクしながら何かやっている人はそうたくさんはいません。
仕事を早めに切り上げ、帰っていく人についても、家事が待っている主婦の方ばかりで、あまり充実した日々とは思えません。
そういう自分もテストの丸付けや子どもの指導で疲れて「楽しいな!面白いな!」と思えない時間が結構あります。
そのため、どうしたら日頃からワクワクした毎日を送れるのかを考えていました。
そこで、堀江貴文さんの「多動力」を読んだところ、良いヒントとなるものがあったんですよ。
ちょっと読んでみてください。
自分の1日のタイムスケジュールを一度書き出してみるといい。 24 時間のうち、自分がワクワクしないことにどれほどの時間を費やしているだろう? 家事や通勤時間、経費精算など嫌々やっていることは、一つひとつ減らし、1日 24 時間をワクワクで埋め尽くそう
堀江さんは24時間を全てワクワクすることで埋め尽くせ!と言っています。
「いきなりそんなことは無理だろう。」そう思われる方、僕もどちらかというとそういうタイプです。
そのため、まず自分の1日の時間をワクワクする時間、しない時間、寝る、食べる、風呂などの最低限の生活時間の3つに分けてました。
それぞれの色は、
緑→最低限の生活時間
赤→仕事の時間
青→自分が主にワクワクする時間(読書や好きな授業の準備や実践)を表しています。
(単位は%では無く、時間を示しています。テキトーでごめんなさい。)
こうやってグラフにしてみると、「仕事しすぎてワクワクする時間が少ない!」とすぐ分かります。
そして、出来るだけ赤色の部分を青色に変えていくと、人生が変わってくると思いました。
「もし、時間を開けたとしてもやりたいことがない。」そういう方もいらっしゃると思います。
結局YouTubeを見て、1日が終わるなんてことはよくありますよね。
そういう人はまず本でも読みましょう。
YouTubeでも学べることは沢山あります。
ですが、動画というのは想像力が身に付かないのです。
現代文の予備校講師である出口弘さんは、著書の中で映像がもたらす影響についてこう述べています。
そうなんだ。映像による記憶はほとんど定着しないんだ。マンガや歴史の勉強をして受験に合格したって言う話は聞かないもの。それにこれが何より重要なんだけど、漫画も含めて映像は、想像力をかき立てないということが問題なんだよ。
想像力を身につけるために、動画はほどほどにして読書をしましょう。
もし趣味でスポーツをやっていたり、お茶やお花をやっている人がいたら勿論そちらに力を入れていただければと思います。
今回は人生100年時代は1日の中で「ワクワクする時間」をたくさん確保したもの勝ちというテーマで考えてきました。
結論として、
①自分の1日の時間の使い方を振り返る。
②「ワクワクしない時間」を「ワクワクする時間」に変え、ワクワクする時間をなるべく確保する。
この2つを実践することをオススメします。
お読みいただきありがとうございました!